浜田宗治
エッセイ集





(再投稿2015/11/13)
今話題のジョウビタキ
秋。越冬に日本へ
大陸から渡ってくる冬鳥。
近年 標高1000M近い国内 各地で
繁殖が確認されています。　

2015年春、
長野県塩尻市で環境省の
特別な許可のもと
営巣中の親鳥と雛に移動などの
調査のため足環を付けたところ
興味深い結果が出ました 。

塩尻市で繁殖した彼らは
標高の高い地を離れどこかで越冬し、
子供たちは伴侶を連れて
また繁殖地に戻ってきたことが
わかりました 。
どこで越冬していたのか謎ですが、
もし越冬地で彼らを発見できれば
謎が解明できます。

写真の個体は,秋の渡り鳥の
標識調査で足環を装着した画像です。
もし皆様が足環の付いた野鳥を
見つけたら御一報下さい。
彼らの生活が解明できる
貴重なメッセージを
読み取ることができます。

足環には世界に1つしかない
ﾅﾝﾊﾞｰが刻印されています。
足環について詳しくは、
「山階（しな）鳥類研究所]
で検索ください。
2024年11月25日