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浜田宗治
展示会の記録・新聞記事など


MGプレス
「偶然が無心になれる楽しみに
ウッドバーニング作品を制作・浜田宗治さん」
(2024/04/02)



熱した金属のペンで木に焦げ目を付けて
絵や模様を描く「ウッドバーニング」。

塩尻市北小野の浜田宗治さん(74)は、
四半世紀ほど前、
偶然この手法に出合ってから
ずっと独学で楽しみ、展覧会も開いた。
細かい焦げ目を無数に連ねていくと、
「無心になれる。それがいい」。

大阪府生まれ。
高校時代に山登りで来た信州が気に入り、
大人になって移住した。
幾つかの職を経て、
松本市アルプス公園(蟻ケ崎)の
「小鳥と小動物の森」の飼育員になった。
世話する生き物たちの木彫りを趣味で作っていて、
焼いて署名を入れるのに使っていたのが電熱ペンだ。
ある日、ベニヤ板で手作りした扉に装飾がほしいと、
試しに電熱ペンで焦げ目を付け始めた。
「これで絵が描ける」と気付いた。
定年を迎える頃のことだ。

インターネットで調べてウッドバーニングを知った。
専用の高価な電熱ペンまであった。
生まれつき色覚障害がある浜田さんは、
焦げ色だけで表現する手法が
「僕に合っていると思った」という。

道具を買い、好きな鳥をベニヤ板に描き始めた。
「楽しくて、寝る間も惜しかった。
最初は1本の線だったのが、
だんだん形になっていく。
そういうのが好きみたい。
完成に近づくとうれしいんだ」。
画題は、ネコなどの動物や人物、
風景に広がっていった。

ウッドバーニングは、一度付けた焦げ目は消せない。
大きなミスは修正できないので、
くっきりとした線より、
細い線を重ねた毛並みで輪郭を表現するような
動物の方が向いているという。

「展覧会をやってみないか」
と声がかかったのは定年して数年後。
松本市のコミュニティー施設で開くと反響があり、
その後、博物館などでも作品を披露してきた。
「買いたい」という人もいて、
「売れるんだ」と驚いた。
値付けも独自。時給千円で制作時間を掛けると、
「だいたい1枚1万円くらい」という。

これまで千枚以上の作品を描いた。
これからも気ままに制作活動を続けるという。
ホームページに作品や連絡先を掲載している。



バードケーキ
市民タイムス(2024/01/18)
「バードケーキ」


すずめの戸締まり
市民タイムス(2024/01/09)
「すずめの戸締まり」




夏休み昆虫展
同時開催
浜田宗治 ウッドバーニング展
塩尻市立自然博物館
2023/07/22-2023/08/27

塩尻市立自然博物館で今日から
「夏休み昆虫展」が開催されます。
同時開催として
僕のウッドバーニングで描いた
カエル20点が展示されます。
よかったら覗いてみて下さい。
ついでに常設展の方では僕の
植物画30点ほど展示されていますので
そちらのほうもどうぞご高覧ください。





信州の野鳥展
2023/05/13-2023/06/11
9:00-16:30(入館は16:00まで)
塩尻市立自然博物館(小坂田公園内)

塩尻自然博物館自然博物館の企画展で
「信州の野鳥展」が開催されました。

ウッドバーニングで描いた野鳥や
バードカービングや鳥の巣などを出展しました


ウッドバーニング


石の鳥
カルガモの頭部(保護されたカルガモ
のヒナの餌付け用に作りました)


ウグイスの巣
ヤマガラの巣
ジョウビタキの巣
コサメビタキの巣


読売新聞(2023/05/14)

野鳥の美 堪能100点
塩尻で特別展
写真や剥製 巣の実物も

塩尻市立自然博物館で13日、
特別企画展「信州の野鳥展」が始まった。
愛鳥週間(今月16日まで)に
合わせて企画されたもので、
来月11日まで開催されている。

同館が、県内の野鳥愛好家でつくる
「信州野鳥の会」
(事務局・松本市)の協力を得て初めて開催。
同会会員らが県内で撮影した野鳥の写真のほか、
イラスト、バードカービング、
巣の実物など計約100点が展示され、
自然の中で息づく鳥たちの美しさが、
様々な形で表現されている。

 写真は夏鳥として飛来するオオルリやキビタキ、
水田のあぜ道で羽を休めるアマサギなどの
色鮮やかな姿が見られるほか、
剥製(はくせい)や骨格標本もあり、
子どもを中心に幅広い年齢層が楽しめる。
入館料は大人(高校生以上)300円だが
子連れの場合は100円になる。
中学生以下無料。月曜日と祝日の翌日休館。
問い合わせは同館(0263・53・6342)。

写真
野鳥関連の展示を見る家族連れ
(13日、塩尻市で)




市民タイムス(2023/05/20)




中日新聞(2023/05/24)

信州の野鳥、写真や標本で紹介

塩尻市自然博物館で愛好者らの作品展

信州で見られる野鳥の写真などが並ぶ会場
塩尻市自然博物館で

塩尻市自然博物館で特別企画展
「信州の野鳥展」が開かれている。

六月十一日まで。
県内の野鳥愛好者でつくる
「信州野鳥の会」のメンバーら
十二人の写真や切り絵作品、骨格標本などを展示。

安曇野に飛来するサギや
赤みを帯びた小鳥「オオマシコ」の写真、
小学生と中学生のきょうだいがまとめた
鳥の観察記録など多彩だ。

種類によって異なる鳥の巣や、
同市と松本市にまたがる信州スカイパークで
見られる鳥の紹介もある。

出展したメンバーの
浜田宗治さん(73)=塩尻市北小野=は
「鳥は身近にたくさんいる。
興味を持って目を向けるきっかけにし、
野鳥に親しんでもらえたら」と話した。




信濃毎日新聞(2023/05/27)


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